転職を繰り返したサラリーマンの多趣味ブログ

30才未経験でSEに転職した人の多趣味ブログ

SEに転職してホントに苦しかったけど、仕事が楽しくなってきて今は転職して良かったと感じる話。

当ブログで何度も書いているが、僕は異職業からSEに転職した転職組だ。
30歳少し手前でIT業界に飛び込んだのだが、プログラムなんて全くの未経験だったから最初は本当に大変だった。
しかし気付けば、転職してもう4年以上経ち、今では1人で実装できるようになっている。まさに、石の上にも三年だ。
あんなに嫌だった仕事が、最近ちょっと楽しくなってきているので、過去の自分を振り返っておこうと思う。

転職動機

本当に何も分からず、IT業界に飛び込んだ。そもそも何故にIT業界に転職したかというと

  • 地元で電気工事系の企業に就職する
  • 音楽で飯を食うことを目標に上京する
  • 夢叶わずも、そのまま東京で音楽と無関係の業種に就く

という経緯があり、元々目標を持って状況したものの、結果何となく働いて生活しているだけの毎日になってしまっていた。そんな生活が続き、年齢も30歳が近づいてきたころ、「そろそろ地元に帰るか」みたいな選択を考えるようになる。
しかし、当時ギリギリ20代。まだ、何かできるんじゃないかと考え、「小さいころは、ゲームを作るプログラマーになりたかったな。そうだ、プログラマーに転職しよう」と転職を決めた。
すぐに転職サイトなどから企業に応募するも、5社応募して書類選考が通ったのは1社のみ。また、本来ならゲーム関係の会社に行きたかったが、年齢や経験の無さからそもそも応募資格を満たしていないところがほとんどだったため、断念。そのため、応募先はいわゆるIT派遣企業だ。
そして、書類選考が通った会社に転職することとなった。

転職1年目~2年目

1カ月間、研修に行かせてもらった。そこで、生まれて初めてJavaに触れる。JavaJavascriptは全く別物だということをそこで知る。。。
そして2カ月目には即現場投入。そこでは設計書やソースは全く書かない、テスト要員として派遣された。
IT業界は何でも横文字を使うとネットで見たことはあったが、実際その通りだと思う。「リスケ」、「コミット」、「フィックス」、「キックオフ」などなど。
初めてのことばかりで大変だったが、テスト要員ということもあってか、あまりIT業界ということは感じなかったな。そもそもITのお仕事=プログラムを組むということしか頭になかったので、要件定義、設計、テストなどどいう工程があることも知らなかった。
この間、ITパスポートと基本情報の資格を取得した。

転職3年目

ついに、開発要員になる。しかし、当時は本当に大変だった。もちろんプログラミングの勉強は続けていたが、実際に業務となると分からないことが圧倒的に多い。
Javaとしてはまだ何とかなったが、SQLをほとんど勉強してこなかったため、DB周りはホント苦労した。
また、xmltomcatやそこらへんの話になるともうお手上げ状態。
年齢として30歳を超えていたので、周りには自分より年下もいたりした。また、そういう若い人ほど知識が豊富で、仕事ができるので、落ち込む日々が続いたりもした。ある程度の年齢を重ねてからの転職だと、こういう経験をする人は多いと思う。

本当に大変だったが、大変だったからこと何とかしようと勉強した。ちなみに勉強した内容としては

 Javaの基礎が危うかったので、この本で基礎を固めた。ねつ造ではなく、通しで10回は読んだ。

 

SQL 第2版 ゼロからはじめるデータベース操作 (プログラミング学習シリーズ)

SQL 第2版 ゼロからはじめるデータベース操作 (プログラミング学習シリーズ)

 

 続いて、苦手としていたSQL。SELECT、INSERT、UPDATE、DELETEなどの基本の構文から、JOINなどの結合まで勉強できた。これらの勉強内容は、即仕事で役に立ってくれた。

 

 SEに資格が必要か?問題は常にささやかれるが、基本情報技術者に受かったことは様々な場面で役に立っている。これは1年目からだが、そもそもの単語が分からないということが多々あったので、基本情報を取得したことでそういう場面はかなり減った。

基礎からのサーブレット/JSP 新版 (プログラマの種シリーズ)

基礎からのサーブレット/JSP 新版 (プログラマの種シリーズ)

 

 サーブレットJSPの基礎を学べた。他には、server.xmlやweb.xml、デプロイなどの基礎を学べた。

15歳からはじめるJAVAわくわくゲームプログラミング教室 フルカラー最新版【Windows & Mac両対応】

15歳からはじめるJAVAわくわくゲームプログラミング教室 フルカラー最新版【Windows & Mac両対応】

 

 Javaのさらなる知識向上に購入。「15歳から」とタイトルに書いてあるが、本当に15歳が理解できるのかな?といった自分にとっては難しい内容だった。1つのサンプルゲームを1冊を使って完成させる類の本だが、何度も何度も本通りにサンプルゲームを作ることで、ソースコードを書くという行為に慣れていった。
Eclipseのちょっとした使い方なんかも載っているので、おすすめ。

転職4年目の現在

という自分なりに努力を重ねた結果、ある程度は自分1人でできるようになってきた。できることが増えてくると、心に余裕を持てて、初めて仕事が楽しくなってくる。
そして、もっといろんなことができるようになりたいという欲もでてきた。もともと何かを黙々と作ることが好きだったので、自分はSEという職業が好きだ。遅いスタートではあるが、もっとより良い生活が送れるように頑張っていきたい。