こんにちわ。上上下下太郎です。
本日のNBA観戦記録は、2017年のオールスターです。
ニューオリンズで行われた今年のオールスターですが、本来の開催地はシャーロットでした。しかし、HB2法をNBAが問題視し、急遽開催地が変更になりました。
HB2法について日本ではあまり報道されておらず、僕も恥ずかしながら全く知らなかったのですが、以下のブログに非常に詳しく書かれておりました。
こういった問題に正面から向き合う姿勢は、さすがNBAだと思います。思えば、NBAは過去にも人権に関わる問題には、真正面から向き合ってきました。直近ではクリッパーズのオーナー、ドナルド・スターリングの人種差別発言の事件を思い出します。
この時はコミッショナーがアダム・シルバーに交代したばかりで、コミッショナーとして初めての大きな問題に直面したかと思いますが、シルバーコミッショナーは毅然と対応しました。ドナルド・スターリングはNBAから終身追放となりました。
そう、NBAはただのバスケットボール・リーグにあらず、世界中に人として正しい指針を示し続けています。だからこそ、人々はNBAに熱狂するし、尊敬の念を表すと思います。
ちょっと話が脱線してしまいましたが、今年のオールスターもあの選手が躍動していましたね。そう、ラッセル・ウェストブルックです(笑)
2015年、2016年にオールスターMVPを受賞して、史上初の3年連続オールスターMVP受賞なるかと思いましたが、今年は地元のアンソニー・デイビスが受賞しましたね。
2017 NBA All-Star Game - Full Game Highlights | February 19, 2017
アンソニー・デイビスはウィルト・チェンバレンが持つオールスターの最多得点記録を大きく更新しましたが、これは昨年ぐらいから言われ始めた、「オールスターでディフェンスしなさ過ぎる」問題が大きく関係していると思います。これまでのオールスターも、前半は流し気味でも、第4Qになると真剣勝負が始まり、スター同士の対決が醍醐味だったのですが、近年は第4Qでも流しています。
今年も第4Qになっても流していたので、試合後の記者会見でもその話題が上がっていました。MLBでは、オールスターの勝者が、ワールドシリーズのホームアドバンテージを取れるという大きすぎる特典があるのですが、じゃあその制度をNBAにも持ち込めるかというとさすがにそれは厳しいと思います。
ただ、選手の中でもやはりオールスターの真剣勝負を望む声があるので、来年のオールスターに期待したいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。